■ ID | 555 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Occurrence of trace organic compounds in leachates from municipal solid waste landfill sites in Japan |
■ 著者 | Y. Kurata
埼玉県環境科学国際センター Y. Watanabe 埼玉県環境科学国際センター M. Kawasaki 埼玉県環境科学国際センター Y. Ono 埼玉県環境科学国際センター Y. Ono 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | The 4th Intercontinental Landfill Research Symposium, pp.125-126. |
■ 抄録・要旨 | 一般廃棄物埋立地の浸出水を対象に、フェノール類、多環芳香族炭化水素類、1,4-ジオキサン、クロロベンゼン類(計85物質)の濃度を測定した。検出率の高い物質は、内分泌かく乱化学物質と考えられているビスフェノールA及びノニルフェノールを始め、その他フェノール類や1,4-ジオキサンであった。酸性物質であるフェノールの浸出水中濃度は浸出水のpHが高まるにつれて上昇する傾向が見られた。
多環芳香族炭化水素類は2〜4環化合物が主として検出されたが、いずれも不燃物が主要な起源と推定された。1,4-ジオキサンは、「焼却残さ+破砕・不燃物」、「不燃物のみ」の埋立廃棄物からの検出率が約70%と「焼却残さのみ」の場合の38%と比較して高く、不燃物からの溶出が疑われた。また、1,4-ジオキサンが灰固化物から相当量溶出していることが示唆された。環境に対する影響が懸念される化学物質が溶出し難い埋立方法を採用すべきことを示した。 |
■ キーワード | 埋立地、浸出水、化学物質 |
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